・ユリアンの訓練学校と初陣シーン
ヤンが訓練生に暴力を振るった教官を左遷した後、戦友だった別の教官に目をつけられてしまうユリアン…。
軍隊というシステムの解釈で理不尽の連鎖が続くという状況が作為的だけれどリアル。
しかし最後にはしごかれた教官に良い軍人になると励まされるが教官は未帰還…。
訓練学校で声をかけられたピーター君(オリキャラ)と二人生き残った後の会話が切ない。
搭乗前の軍人IDの青い表示が作戦後、未帰還の者は赤く表示されて表示画面は真っ赤に染まっている演出にぞっとした…。
ノイエは細かい演出がすごく凝っているけど分かりやすくて良い。
・艦隊戦がめちゃいい
スパルタニアンの発着シーンがかっこよすぎる。
母艦に帰還した瞬間のスパルタニアンの前後の揺れなど細かいところが凝っててすごく興奮する。
スパルタニアンとワルキューレの性能差(スパルタニアンは火力優先ワルキューレは機動性優先)が一目でわかるメカニックデザイン…。いい…。
ノイエをスクリーンでみる一番の良さが艦隊戦のドラマチックさだと考えているので今回も見ごたえがあった。
・撃墜王コンビ供給助かる
お前らユリアン挟んでイチャイチャすな~~~~(いつも)!!!!!!
ポプランが女性にアプローチして無視されるのにコーネフは逆にアプローチされても無視してるのが「わかる」
ポプネフ少ないシーンで際限なくいちゃつくのありがたすぎる。
「同盟で一番のパイロットは墓の下」がコネのセリフで一番好きなので聞けて良かった…。
2000円の価値あります。
・双璧withエヴァがヤバい
マジでヤバイ。助けてくれ(語彙)。
双璧に割く時間長くない?戦友のレベルの遥か上を滑空しておる…。
エ ヴ ァ ン ゼ リ ン が 可 愛 す ぎ る
めっっっっっっっっっちゃ可愛い。でもエヴァンゼリン12歳流石にロりすぎてミッターマイヤーがちょいヤバい。7年告白するの悩んでよかったね。
cv藩めぐみさん…。OVA版アンネローゼの藩恵子さんの娘さん…。
銀河英雄伝説という物語すべての始まりであるアンネローゼのOVA版の声優さんの娘さんがおそらく銀河英雄伝説最後のセリフになるエヴァンゼリンの声優…。
マジでエヴァが可愛すぎるので全人類見てください。一人だけ少女漫画の世界観。ってかミッタマ夫妻とロイエの三人がレディコミの世界観。
今回衝撃的だったのがミッタマがロイエを家に招いて食事をするシーン。
エヴァがロイエに「綺麗な花をあまり摘み取ってはいけませんよ」(うろ覚え)と語りかけるところで雷に打たれるような(作中でも嵐だったけど)衝撃だった…。
ミッターマイヤー・ロイエンタール・エヴァンゼリン、三人の関係性の新しい解釈だなと思った。
オタク特有の深読みだけれどロイエンタールに牽制するエヴァンゼリンみたいな…。
やんわり「ミッターマイヤーは貴方の者ではありませんよ」と言っているような…。全然気が付いてないミッターマイヤーとか…。
ミタエヴァとミタロイの兼任オタクとしてこういう解釈というか着地のさせ方があったのか…。という発見が…。
黄色いバラの花言葉をロイエンタールが語りミッターマイヤーを赤面させるやり取りも背筋が凍った…。
花言葉知ってるんだ…。うわ…。ああ…。これで黄水仙を送る意味を完全に理解していることになるのが確定してしまった…。
ロイエンタール…。今度は花を持ってくると言ったところでゾゾゾゾッってなった。早く見せてくれ。地獄が見たい。
ミッターマイヤーをからかうときにロイエンタールとエヴァンゼリンが二人で見合って笑ってるのもなんか…。こう…。
ノイエのこの三人のヤバさ今後も描かれてほしい…。助かる…。生命が…。
・双璧が唯一無二。圧倒的ニコイチ。
回想~~~~~~~~~~~!!!!!
クロプシュトック事件をここに持ってきてくれるとは…。圧倒的雄ミッターマイヤーとマジラブを救うべく嵐の中を爆走するロイエンタール。
ミッターマイヤー拷問されてもめっっっっっっっっっちゃ雄。足浮かせ蹴りかっこよすぎんか?フレーゲル頭突き雄すぎんよ!
そして拷問係はキャラ濃すぎするのは恒例行事。拷問係の髪の根本黒いからブリーチやって染めてるのがわかるのいちいち細かくて笑っちゃいました。
「坊ちゃま~「近寄るな下種」の被せ早すぎて草でしたね。
解放されるときのミッターマイヤーを支えるロイエンタールちょっとしがみつき方が…。エッ。
OVA版だとロイエンタールちょっと余裕ありそうでしたけどノイエは一生懸命嵐の中を走ってラインハルトの元にやってくるのが可愛かったですね。
でもラインハルトの住居の前に来た時はちょっと呼吸整えてるのがお貴族~!!!プライド高~~~!!!
ラインハルトがロイエンタールを試すときのロイエンタールの熱量が伝わってきて興奮しました。
ってかアンスバッハエロくない?陰のエロさがありますね。すっとぼけアンスバッハ…。
回想シーンの後二人で思い出のラインハルトの旧住居に寄るのもヤバいし、回想でロイエンタールが私服来てるのもヤバいですし、
挙句の果てに二人で虹を見上げる!?!??!?!?虹を!??!?!?!?!NIZI!?!?!?!
ウーーーーーーーーーーン。すごい…。供給が…。
・ロイエンタールの出自
OVAとどうしても比べてしまうことになるけれどOVAよりサラッとしてましたね。(OVAがギトギト説)
特に気になったのがレオノラの愛人の風貌で、OVAは愛人がミッターマイヤーに後ろ姿似ててゾッとしたけど、
ノイエは愛人がロイエンタールに似てる感じで暗に不義の子を匂わせるような描かれ方で解釈の幅を感じた。
・オベ犬の主人探しの旅
オベ犬がラインハルト邸から始まり様々な提督たちの元を訪れて最後にオーベルシュタインにたどり着くという演出が良かった。
そして唐突なミュッケンベルガーとオフレッサーの特大クソデカ感情フェイズ。前作でもありましたが…。
ミュケオフの 薄い本が 厚くなる(句跨ぎ)
ビッテンフェルトとメックリンガーと(多分)ワーレンの食事シーンもラインハルトの民衆の支持が厚いことが示されたり、
ビッテンフェルトが差し出した肉をオベ犬が無視するシーンが良かった。
ノイエはすごく原作に忠実でオリジナルシーンがあまりない印象だったので今回は結構オリジナルシーン多くて楽しかった~。
最後にオベのところにたどり着いてオベ犬とオーベルシュタインが見つめあうときに
同じ目の色をしていて、そこで「私の犬にみえるのか」になったのかなと思った。
ラーナベルトめちゃ優しそう~~~~~。そして自宅でも仕事してるオベ…。
一緒に見に行ってくれた人が「フェルナーとzoomしてた…。」でめちゃ笑いました。
・まとめ
正直、双璧とエヴァンゼリンでかなり持っていかれました…。
どのシーンもすごく原作に忠実でだけどオリジナルシーンも結構盛り込まれてて見ごたえがすごい。
次のガイエスブルグ要塞回もめちゃくちゃ楽しみ…。